物件詳細情報

古くから使用されてきた丸波長尺
丸波長尺材は古くから牛舎や倉庫などの建物の屋根材として使用されてきました。
波形状の山の上から垂木に固定し、谷部分を水が流れるというシンプルな構造をしており、施工件数も豊富でスピーディーかつ低コストな屋根材となります。
雪が溜まったり、勾配が緩すぎたりする屋根にはあまり向きませんが、排水が保てる3寸以上の勾配屋根には多く使用されています。
当社の場合は、傘釘は使わずビスで固定することを徹底することで、釘の座屈や釘穴のえぐれを予防して、防水性を長期保てるよう工夫しています。

担当者コメント

抜群のコストパフォーマンスを発揮する丸波材です。
屋根材の中では比較的安価で、下地も垂木のみでいいため、施工費も低く、施工時間も短く済みます。
本現場では、裏面の結露防止に「裏張りペフ4㎜厚」を接着した材料を使用しました。
また、採光を目的としてポリカーボネート波板を間に4スパン配置しています。