施工例詳細

経年により劣化したファームサイン（看板）をリフォームしました。
現状では木材で組まれた看板本体が、長年の雨ざらしの状況で腐食し、今にも脱落しそうな状態でした。
さらに日当たりの良い南向きの面板は日光により色あせがひどく、看板の内容が視認できないような状態でした。

本体を解体し、鉄骨の足は再塗装。
新造した本体にアルポリ版に印刷したシートを張り、鉄骨足に固定しました。
隙間となる側面はブレ止めもかねてメタルウォール材で塞ぎました。
勿論外枠もガルバリウム鋼板を巻き、面板とシーリング防水することで、構造木材に水分が及ばない設計となっています。

担当者コメント

元の看板が木枠に塗装を施してあり、木材特有の柔らかな印象の看板。
リフォーム後は枠等を板金で防水するため、シャープでドライな印象になりがち。
面板背景に木目の模様が入ることで、木の温かみを損ねることなく、優しい雰囲気のファームサインに仕上がっています。